あなたの耳垢は乾燥していますか?湿っていますか?
自分の耳垢を見た後にこの記事を読み進めることで驚きの事実がわかります。

 

「耳垢が湿っているとワキガ」

 

こんなウワサを耳にしたことはありませんか?

 

実は耳垢とワキガは関係性を持っており湿っていると
ワキガの可能性が高いと言われています。
今回の記事ではこの噂に注目して耳垢とワキガの関係性について
徹底的に紹介したいと思います。

耳垢の基礎知識

誰でも知っている言葉だと思いますが
まずは耳垢の意味と役割について紹介したいと思います。
耳垢とワキガの関係性についてすぐに知りたいという人は
読み飛ばして次の項目に移動しても大丈夫です!

 

耳垢の概要

耳垢は空気中の埃や皮膚の残骸、耳垢腺から分泌された物質が混ざったものです。
乾燥している耳垢と湿った耳垢の2種類があり、人種によって割合が変動します。

白人は90%以上、黒人は95%以上が湿った耳垢に対し
中国や韓国、日本のアジア系の人間は耳垢が湿っている人は15%以下と非常に少ないです。

 

北海道は本州よりも耳垢が湿っている人が多く
アイヌ民族の約50%が湿った耳垢の遺伝子を持っていたことが理由とされています。

湿っているか乾燥しているか

なぜ耳垢が湿っていたり乾燥していたりと違いがあるのでしょうか。
それはDNAの塩基配列の1か所の違いであるという事が
長崎大学の研究グループによって発表されました(2006年1月)

 

塩基配列の違いによってアポクリン腺の量が決まり
耳の中にアポクリン腺が多い人ほど湿った耳垢になります
逆にアポクリン腺が少ない、もしくは無い人は乾燥した耳垢になります。

 

意外と知らない耳垢の働き

耳垢=悪いものだと思って少し溜まるとすぐに掃除する人がいますが
それは勿体ないことだという見解があります。
これは1つの考え方ですが、耳垢は自然と排出されるものなので
耳掃除をする必要はありません。

 

耳垢には殺菌、防虫効果があると言われており
これは耳垢の性質に依存しています。
耳垢の性質は弱酸性であり虫が嫌う臭うを発している為
人体由来の防虫剤として非常に役立っています。

 

耳に虫が侵入し耳鼻科を訪れる患者の共通点として
耳垢がほとんど見られないことが挙げられるほど効果のある防虫効果があるのです。
アポクリン腺から分泌される汗の臭いを嫌う虫も多くいるので
乾燥している耳垢よりも湿った耳垢の方が防虫効果が高いと言われています。

 

耳垢とワキガの関係性

耳垢とワキガの関係性はあるのかどうかを紹介します。
結論から言うと「ワキガと耳垢は関係あります」。

 

なぜ関係性があるのか、それはワキガの原理からお話する必要があります。
既に知っている人もいると思いますがワキガはアポクリン腺と呼ばれる
通常の汗が出るエクリン腺とは違う器官によって発生します。

 

ホルモンなどを分泌する役割のあるアポクリン腺ですが
分泌物の中にはタンパク質や脂質などコリネバクテリウム属の細菌の栄養素が豊富なので
細菌の分解による悪臭を発生させる材料となっています。

 

このワキガの原因であるアポクリン腺が多いか少ないかによって
ワキガの強弱、有り無しが決まります。

 

アポクリン腺が存在するのは脇、耳、陰部、乳首など様々な部位ですが
どれか1か所にアポクリン腺があると他の場所にもある可能性が高いです。
アポクリン腺が耳に存在することで分泌液によって耳垢が占めるので
ワキガかどうかを判断する材料としてウワサが広まりました。

 

実際に関連度が非常に高い

耳垢が湿っているからと言ってその人が必ずワキガだという事ではないのですが
ワキガになる可能性は非常に高いです。

 

現に耳垢が湿っている割合の高い欧米系の人種の方々は
ワキガ発症率が高く
、特に珍しい病気ではないと認識されています。

 

 

逆に乾燥した耳垢が多いアジア系ではワキガ発症者が少なく
ワキガの存在自体が目立ちやすい風潮になっています。
現に、その風潮によってワキガに苦しんできた人もいるのではないでしょうか。

 

関連度は非常に高いのですが、ワキガ=耳が湿っている
という事ではないので可能性が高いという事を覚えておいてください。

 

ワキガを判断する耳垢チェック

これはしっかりと書く程のものでもないのですが
自分の耳垢が湿っているのか乾燥しているのかを判断する為の基準だと思って
参考に耳垢チェックをしてみてください。

 

耳垢の色がキャラメルっぽい

耳垢を少し取った時に、色が溶けらキャラメルのような色の場合には
アポクリン腺からの分泌液で耳垢が湿っている可能性が高いです。

乾いた耳垢は白、薄い黄色が多いので明らかな違いが判ります。

 

いつも湿っている

耳垢が湿っている体質の人は
毎日耳掃除をしたとしても湿った耳垢が出てきます。
湿度が高い低いに関係なくアポクリン腺から汗は分泌され続けるので
毎日耳掃除をしたとしても湿っているのです。

 

綿棒を使うと湿っているかどうかが判断しやすいと思うので
チェックをする時には耳かきではなく綿棒を使ってみましょう。